ストロベリーシンドローム

とりあえずケータイありますようにー！

教室にはいった。

すると、
｢あっれぇー？春ちゃぁーんじゃん！どーしたのー？｣

瑠美の独特の甘ったるいしゃべりかた。
苦手だ。


｢あ、ちょっと忘れ物しちゃって（笑）｣

たぶん顔引きつってたとおもうｗ

｢もしかして、これのことーぉ？｣
瑠美は私のケータイを差し出してきた。

―――え？あたしのケータイ！？なんでこいつがもってるの...