私達二人は、達樹の家から近い 今は誰も使っていない、公園へと足を運んだ。 どちらとも喋らない。 沈黙だ。 「あなたは一体なんなの?」 その沈黙を破ったのは私だ。 「達樹にどうして近づいたの? というか、明らかに様子が変だわ。 あなたは達樹に、一体何をしたの?」