勉強が集中出来ないため、
自動販売機に
ジュースを買いに行った萌空。

「あ〜ゲームしたい。
テストがゾンビゲームだったらなぁ…」

そんな事を呟いていると…。

「萌空ちゃん?」

ワッと出てきた、
イケメン先輩 遥斗先輩。

「は…はははははっハル先輩‼︎」

ボフッと顔が赤くなる萌空。

「最近、全然見なかったからさ?」

「ハル先輩こそ〜‼︎」

萌空を唯一、
名前で呼んでくれる先輩だ。

「何していたの?」

「えっと…ジュース買いに…」

ニコッと笑うと、
遥斗先輩まで笑ってくれる。

そんな笑顔に、心和む。