・・・。

沈黙が続くが、
萌空は頭を掻き毟っている。

「おいおい。」

友実が目を丸くしている。

「もーあーいぃぃぃ?」

黒いオーラが涼を取り巻く。

舞子と友実は、
無視して勉強をする。

「へへへへ…ヘイッ⁉︎」

苦笑い状態の萌空。

「ペン持って、
1秒も経ってねぇじゃんか‼︎」

涼は、落ちているペンを
拾い机の上に置いた。

「ご…ごめんなさい…」

シュンとしている萌空。
隣では舞子と友実が会話している。

「ある意味、新記録。」

「モアイ像強し…」

舞子が、新記録の話をしている。
友実はプッと
吹き出して笑っている。