3人で並んでカップケーキを食べる。

「うまっ…」

「感想ありがとうございま〜す」

店員の様にお礼を言った優征。

萩弥は、
無視してカップケーキを食べる。

「どこ行ってたんだ…」

眠そうな顔を向けながら
洸汰が俊達の元に向かう。

「これ食う?」

萩弥がカップケーキを投げる。
器用に取った洸汰は、
黙々食べる。

「変な奴らだったなぁ…」

「モアイ像って奴?」

俊が萩弥達を見る。

「それ以外もな?」

萩弥が2個目のカップケーキを食べる。

優征は、足をプランプランする。

「楽しかったね〜
あんな女子初めてだよ〜」

ククッと喉で笑う優征は、
ある意味何かを
企んでいるしか思わない。