①『そ…そうなのか⁉︎』

②『へぇ…』

③『君が異世界の人なら…
僕と君は結ばれないのか⁉︎』

先ほどよりは、選択が減ったが
どうしたらいいのやら。

「迷ったなぁ…」

「え?どうしたの?」

頭を抱えている俊を見て、
萌空は頭を傾げた。

「あ…何にもねぇよ?」

苦笑いで萌空を見る。

「そろそろ、帰ろ?」

萌空が俊の手を取り
駅に向かって歩き出す。

「あ…あぁ…」

さっきまでの選択肢が消え
萌空と並び家に帰る。

「ねっ‼︎次は、カラオケ行こ?」

「部活が休みならな?」

謎の選択肢は、
謎のまま終わってしまった。