洸汰とたくさん遊んだ。

そして、学校に行くと
いつもの洸汰に戻っていて
少しだけ寂しいと思ってしまう。

「舞子?どうしたの?」

「いや…なんでも〜♪」

萌空が少しだけ
変わった舞子を気にかけた。

洸汰の事が知りたいと思う舞子。

舞子の事が知りたいと思う洸汰。

2人の気持ちは、
ただすれ違うばかりだった。

「当分…散歩やめよ…」

舞子は、青い空にかかる
灰色の雲を眺めポツリと呟いた。

「最近、何かあるんですかぁー‼︎」

優征が最近付き合いが悪い
洸汰に言う。

でも、洸汰は何も答えない。