ニコッと黒い笑いで、
包丁を持っている母。
「貴方…娘にストーカーしてたの?
どんな趣味をしているのかしらぁ?」
「ちょ…ちょちょちょ‼︎
落ち着け‼︎ママ‼︎話を聞いてくれ‼︎」
「え?私は、冷静ヨォ?
明日からしたら、
この家が血塗れになると思いなさい。」
ということで、
ストーカーの犯人は父親だったのだ。
「_ってことだったの。」
「へぇ、お前の血は母親か。」
腹黒い所は、母親譲りらしい。
涼は、クスクス笑う。
「今度、うち来る?」
いきなりのことに、驚いている萩弥。
「じゃ、私の誕生日に行こうね‼︎」
萩弥は、この日に
涼の両親と会う事になったのだ。