隣の天文部は、ギャギャ騒いでいる。

「(´._.`)シュン(´._.`)シュン。
式はいつ上げんだい?」

「俺たち呼べよなぁ〜」

「挨拶はしてやるよ。」

優征のいきなり結婚の話。

萩弥は、それに乗っかり
洸汰が挨拶をすると勝手に決めている。

「でも、(´._.`)シュン(´._.`)シュン。」

優征が“俊”の言い方を変えている。

「おい‼︎俺は俊‼︎
(´._.`)シュン(´._.`)シュンじゃねぇ‼︎」

「あれ?ちがったぁー?」

ふざける優征。
冷静に見ている萩弥と洸汰。

こんな幸せな人達に
囲まれていることに感謝した俊だった。

「平和だなぁ…」

その言葉は、
誰にも聞かれず夕焼けに消えた。