学園祭が終わりに気が付いてきた。

「そういや、
あいつらと全然会わなかったな。」

「あっ…そうだね。」

回っていたのに、
全然リア充メンバーと会わなかった。

何か裏があるように感じた俊。

「じゃ、俺片付けあるから。」

「あ…うん。」

手を振る萌空。
だが、少しだけ寂しそうに
見えたのは気のせいだろうか。

俊が教室に戻ると、
“何でいるのか?”という顔で見る3人。

「で?告白したのか?」

「は?そんなのしてねぇよ。」

・・・。
萩弥が立ち上がり、俊の前に立った。

「お前は、馬鹿だ。」

「「ばぁーか。」」

続くように、優征と洸汰が言う。