返事は、もちろん。

「いいよ。」

明日の約束をして、
作業場に戻ると3人が寝ている。

「おい…作業しろ。」

「えぇー眠不足。」

優征が目を擦りながら
大きな欠伸をする。

「なんかいい事あった?」

洸汰が、俊の顔を見て言う。
俊は、爽やかに笑ったので
萩弥は一安心して作業を始めた。

「そーや、あの男。
モアイちゃん狙っているらしーよ?」

優征が指を差した人は、“ペガサス”。
俊は、その男を睨んだ。

「「まぁ、俊ガンバレー」」

萩弥と洸汰の気持ちのない応援。

複雑な気持ちになりながらも、
早く明日が待ち遠しい俊だった。