教室に戻る俊を見る。
少しだけ寂しく感じる。

「青春…かぁ…」

自分の教室に戻る途中で
“ペガサス”の告白が頭の中に浮かんだ。

「あ…行かなきゃ…」

走って社会科教室裏に向かう。

その光景を舞子が見ていた。

「まさかだよね〜」

舞子は、小走で涼と友実の元へ。

「「はぁぁぁっ⁉︎」」

「急いで俊に言わないと‼︎」

3人は猛ダッシュで
俊達の教室に駆け込んだ。

「「「馬鹿俊‼︎アホを助けろ‼︎」」」

「また、馬鹿扱い⁉︎」

俊が凹みながら3人に近づいてくる。

すると、涼が
俊の肩を思いっきり掴んだ。