学校も終わり、
告白の時間が迫ってきた。

屋上で待っている萌空。
ドキドキが止まらない。

これが、青春なのか。

入ってきたのは一個下の制服の男子。

冷たい風のように、
一気に期待が消え去るのを実感できた。

返事は後ですると言った萌空。

「まぢかよぉぉぉっ‼︎」

部室で雄叫びをあげる人1名。
それを見ている4人。

ここは、動物園か。

「後輩とかまぢあり得ないから‼︎」

「しかも、あの子あれじゃん。」

「彼女いるじゃん。」

萌空は、バタバタする。
涼が何かを
思い出したように紗乃を見る。
それを紗乃が、付け足した。