いつもの図書館の場所。
モジモジしている魚介。

「あのっ‼︎俺‼︎」

いきなりの大声に、驚いた涼。
いや、まずそんな声出るんだと思った。

「涼さんのことっ…」

「おい。何してんだよ。」

不機嫌な顔をして、近付いてくるヤツ。

「お話しているのでーす。」

「いいから、帰るぞ。」

萩弥は、無理やり腕を引いた。
そのため、
涼は魚介からの告白も聞かず
萩弥に追放された。

「ねーなんでいるのー?」

「うるせぇ…お前のせいだろ。」

「は?何かした⁉︎」

心当たりのない涼は、考え込む。
すると、
萩弥が真っ赤な顔で涼を睨んだ。