放課後になると、
魚介(カイトくんの事)から
近付いてきた。

「あの…話が…」

「あっ…うん。」

萌空と友実、舞子がその様子を見て
猛ダッシュで俊達クラスへ。

「ゆーせーーいっ‼︎やばいよ‼︎」

「ん?どうしたの?」

友実が優征のところに行くと、
隣で寝ている萩弥が起きた。

「涼が‼︎」

「彼氏出来ちゃうかも‼︎」

友実は、“涼が、涼が‼︎”しか言わず
萌空は何かに興奮している。
舞子は、隣でウンウンしている。

すると、ガタンと立った萩弥。

「あぁ…うぜぇ…」

廊下に出た萩弥は、
俊の声を無視して歩き出した。