3人ともに、
つっこんでやろうかと思った涼。
だが、面倒くさいので辞めた。

「疲れたぁぁぁ…」

それからというと、
ストーカー被害は無くなり
萩弥と会うことも無くなった。

「涼〜‼︎」

「はーい?」

「カイトくんが
数学教えて欲しいんだって〜」

クラスの女子に言われて、
少し離れた席のカイトくんと言う人を
見てみる涼。

「いいよ。」

放課後になり、図書館で教える。
カイトと言う人は、不思議な人だ。

「ここまででいいかな?」

「ありがとう。」

帰ろうとすると、
久々の萩弥とバッチリ目が合う。

すると、怒ったような顔で
どこか行ってしまった。