海には、人がたくさんいる。

俊は、泳ぐ準備をしている。
渋々上着を脱いで、海パンだけになる。

「let's go‼︎」

俊のテンションの高い合図でスタート。

同時に4人は、走り出した。

一角だけ、水飛沫が舞い上がる。

「気持ちぃ〜‼︎」

「最高。」

俊と萩弥の身体は、
いい具合の筋肉が付いている。

「やっぱ、女の視線半端ないな。」

「俊は、人気者だしね。」

洸汰と優征が、遠くから苦笑い。
だが、2人も何気筋肉は付いている。

「部活してないのに、
締まっているっていいな。」

俊が羨ましそうに2人を見る。

萩弥は興味なさそうに
大きな欠伸をした。