幸せそうな涼がクッキーを平らげ、
勉強会はなんとか幕が下りた。

「はぁ…疲れた…」

「でも、楽しかったな‼︎」

洸汰は、頭を抱えている。
俊はゲームの話で楽しかったらしい。

「ッチ…無視しやがって…」

萩弥は、どうやら根に持っているらしい


優征とは言うと…。

「おーい。ほっしー?」

俊が目の前で
手を振っているが反応なし。

「おい。ほっしー?死んでいるか〜?」

萩弥、一言多いです。

「こりゃ、上の空ですね。」

洸汰が優征を見て、苦笑い。

「おーい‼︎ほっしー‼︎」

「死んでんのかぁー?」

相変わらず、
うるさい俊と口の悪い萩弥。