優征は、ナイスとか思い。
カバンの中を探ると紙袋を出した。

「ジャッジャーーーーンッ‼︎」

ほんのり甘い香りが天文部部室に漂う。

さぁ、お待ちかねの…。
優征の特製お菓子だろうと
思っていた3人は唾をゴクリと飲んだ。

だが、それはすぐに消される。

「バタークッキー‼︎」

涼がガタンと勢いよく立ち上がる。

変わった涼に、
驚いたBOY’sぼっち。

「あ…たり…」

「やった〜バタークッキー‼︎
お1ついい?」

キラッキラッの目で優征に近寄る涼。

一体どれだけ好きなのか。