放課後になり、
更に優征の上機嫌が増す。

「俺…今日の優征こぇ…」

「Me tooだ。」

洸汰もヒョコッと手を挙げる。
萩弥は、優征の凶変っぷりに苦笑い。

「優征…お前…精神科行くか。」

真顔の萩弥が、上機嫌の優征に言う。

いつもなら
“どこも悪くないのに〜♪”とか言うはずが。

「本当、俺…病院行こっかな…」

「「「・・・。」」」

遂に、優征がぶっ壊れた。

肩を組んで作戦を立てるような3人。
優征の周りは、お花畑だ。

「おいおい。
あれは聞き間違えじゃ…」

真ん中の俊が、萩弥を見る。