今は鉄の心を持つ優征にその言葉は
刺さるはずなくただ笑っている。

「で?どーする?
あっちのメンバー、
困っているみたいだし。」

優征は、画面を見ながらスマホを弄る。

「ならいいんじゃない?
僕はオッケーだよ。」

珍しく洸汰が承諾した。
萩弥も、いいよーと承諾。

「みんなが行くなら俺も〜」

俊は、みんながいるなら行く人だ。

「じゃ、明後日月曜日放課後。
天文部部室でやるからさ〜♪
お菓子たくさん作らないとな。」

優征の企みの笑みが、
恐怖に感じた3人。

やはり、優征の頭の中は
悪戯でいっぱいらしい。