世者と死者の恋物語

もう、どれほど歩いたのだろう…?

千尋の足の裏が歩くたびにジンジンっと痛む。

足痛いな…草履だからしょうがないか

これ以上歩いてもまだ一人も人とすれ違ってない。
まるで千尋以外の皆が死んでしまったみたいに辺りは静かだった。

嗚呼。
もう無理…
足が痛くて歩けやしない。
ちょっと休憩しよう。

千尋は道の片隅にあった古い木のベンチに腰をかけた。

どっと疲れと眠気が千尋を襲いかかりそのまま千尋は眠りについた。