世者と死者の恋物語

「ーーぃ」

何?

「ーーぉぃーろ」
「んっ…」

誰かに声をかけられ千尋は、目を覚ました。

「千尋!」
「は、はい⁉︎」

突然、大声で名前を呼ばれた千尋はビクっと身体を跳ねらせた。

「良かった…」
「純…?」
「ん?」
「なんで此処にいるの?」

「バカ!お前を捜しに来たんだよ!」
「なんで?」
「お前が脱走して丸一日立ってるぞ⁉︎
心配して捜しにきてやったんだ」

脱走って(怒)

「余計なお節介です!」
「な…⁉︎」