そろそろ嫌がらせもいい加減にしてほしいと思っている中、今日はいつもにも増して憂鬱だった。
最近は男女一緒にやる事が多かったのに今回は女子は外でテニス、男子は体育館でバスケだった。
嫌がらせが増すに決まっている。
気分が落ち込む中受ける体育の授業。
予想通りワザとボールをぶつけられた。
先生は気付いているのかいないのか分からない。
仮に気付いていたとしても何も言わないと思う。
ボールをぶつけられながらも、泣きそうな顔は絶対に見せなかった。
そんな顔をすれば相手を喜ばせるだけだから。
それにこの授業が終わればお昼休み。
桐生君との時間が待ってる。
「日直は倉庫にボールとラケットの片付けを頼むな。」
「分かりました。」
みんなが教室に戻って行く中、私は急いで片づけをした。
最近は男女一緒にやる事が多かったのに今回は女子は外でテニス、男子は体育館でバスケだった。
嫌がらせが増すに決まっている。
気分が落ち込む中受ける体育の授業。
予想通りワザとボールをぶつけられた。
先生は気付いているのかいないのか分からない。
仮に気付いていたとしても何も言わないと思う。
ボールをぶつけられながらも、泣きそうな顔は絶対に見せなかった。
そんな顔をすれば相手を喜ばせるだけだから。
それにこの授業が終わればお昼休み。
桐生君との時間が待ってる。
「日直は倉庫にボールとラケットの片付けを頼むな。」
「分かりました。」
みんなが教室に戻って行く中、私は急いで片づけをした。


