噂が回るのは早いもので、私と桐生君が付き合ってるという事は校内にあっという間に知れ渡った。
相手が桐生君だからだと思うけど、それにしても早かったなと思う。
桐生君と付き合ってるからか露骨な嫌がらせはなくなったけど、物がなくなったり体育の授業で嫌がらせをされたりという事はなくならなかった。
桐生君にばれない様に続けられている嫌がらせ。
私も嫌がらせされてる事をわざわざ桐生君には言わなかった。
言うほどの事でもないと思っているから。
「みのり__」
「次の授業終わったらお昼なんだから我慢して。」
「まだ何も言ってないじゃん。」
「どうせお腹空いたからお菓子とかでしょ? お昼ご飯はいんなくなっちゃうよ。」
「ケチー。」
そんな会話をしていたら、横から笑い声が聞こえてきた。
お腹を抱えて笑っているのは相浦君だ。
「お預けされてやんのー。」
「うっせー。」
相手が桐生君だからだと思うけど、それにしても早かったなと思う。
桐生君と付き合ってるからか露骨な嫌がらせはなくなったけど、物がなくなったり体育の授業で嫌がらせをされたりという事はなくならなかった。
桐生君にばれない様に続けられている嫌がらせ。
私も嫌がらせされてる事をわざわざ桐生君には言わなかった。
言うほどの事でもないと思っているから。
「みのり__」
「次の授業終わったらお昼なんだから我慢して。」
「まだ何も言ってないじゃん。」
「どうせお腹空いたからお菓子とかでしょ? お昼ご飯はいんなくなっちゃうよ。」
「ケチー。」
そんな会話をしていたら、横から笑い声が聞こえてきた。
お腹を抱えて笑っているのは相浦君だ。
「お預けされてやんのー。」
「うっせー。」


