少し話すと桐生君は電話を切ってまたゼリーを食べ始めた。
「よく分かんないけど、良かったの?」
「体育祭の打ち上げ行く予定だったけど、気分じゃなくなったから断った。」
本当に自由人。
ってか体育祭の打ち上げとか知らなかった。
まー友達いないし、私が知らなくて当たり前か。
「ねぇ……お願いがあるんだけど……。」
「何? みのりからお願いとか珍しいじゃん。」
『みのり』!?
今『みのり』って言った!?
顔がカーッと熱くなった。
「何赤くなってんの? かぁわいい。」
ワザとらしく「みのり〜」と名前を呼びながら私の頬をツンツンする桐生君は、私の顔が赤い原因を絶対分かってる。
「よく分かんないけど、良かったの?」
「体育祭の打ち上げ行く予定だったけど、気分じゃなくなったから断った。」
本当に自由人。
ってか体育祭の打ち上げとか知らなかった。
まー友達いないし、私が知らなくて当たり前か。
「ねぇ……お願いがあるんだけど……。」
「何? みのりからお願いとか珍しいじゃん。」
『みのり』!?
今『みのり』って言った!?
顔がカーッと熱くなった。
「何赤くなってんの? かぁわいい。」
ワザとらしく「みのり〜」と名前を呼びながら私の頬をツンツンする桐生君は、私の顔が赤い原因を絶対分かってる。


