まだ居たの!?
「やっぱ起きてた。」
「は!? え!? 何で!?」
「あんだけでけー声で話ししてんのに、起きない奴のが少ないだろ。」
「…………。」
って事は桐生君もあの話し聞いてたんだ。
私の噂なんてとっくに知られてるけど、それでも桐生君には聞いてほしくなかった。
「って、てかどうしたの? 桐生君も体調悪いの?」
顔を見れなかった。
っというか、見たくなかった。
「お前の弁当持ってきた。 食べれそう?」
そう言って桐生君はベッド脇に座った。
おでこに桐生君の大きくてひんやりした手が触れ、泣きそうになった。
「やっぱ起きてた。」
「は!? え!? 何で!?」
「あんだけでけー声で話ししてんのに、起きない奴のが少ないだろ。」
「…………。」
って事は桐生君もあの話し聞いてたんだ。
私の噂なんてとっくに知られてるけど、それでも桐生君には聞いてほしくなかった。
「って、てかどうしたの? 桐生君も体調悪いの?」
顔を見れなかった。
っというか、見たくなかった。
「お前の弁当持ってきた。 食べれそう?」
そう言って桐生君はベッド脇に座った。
おでこに桐生君の大きくてひんやりした手が触れ、泣きそうになった。


