「みこのお姉さんですかぁ?」
私が気になっている事を笹野さんが聞いてくれた。
「は? 冗談だろ? どこをどーみたら姉ちゃんに見えんだよ。 ただのクソば__いってーな!」
「お母様に向かってクソ婆とか言っていいわけ?」
「すみませんでしたー。」
頬っぺたをムニっと掴まれた桐生君の『すみませんでしたー。』は棒読みで全く感情が籠ってなかった。
その様子が可笑しくてつい「ぷっ。」っと笑ってしまった。
すると桐生君のお母さんと目が合った。
ヤバ……。
「尊のイビキとか煩かったら遠慮せずぶん殴っていいからね。」
「は、はい。」
「え? 俺イビキかいてる?」
「今のところ大丈夫……。」
お昼休みは普通に話してるのに、教室の中では初めて話しかけられて緊張した。
私が気になっている事を笹野さんが聞いてくれた。
「は? 冗談だろ? どこをどーみたら姉ちゃんに見えんだよ。 ただのクソば__いってーな!」
「お母様に向かってクソ婆とか言っていいわけ?」
「すみませんでしたー。」
頬っぺたをムニっと掴まれた桐生君の『すみませんでしたー。』は棒読みで全く感情が籠ってなかった。
その様子が可笑しくてつい「ぷっ。」っと笑ってしまった。
すると桐生君のお母さんと目が合った。
ヤバ……。
「尊のイビキとか煩かったら遠慮せずぶん殴っていいからね。」
「は、はい。」
「え? 俺イビキかいてる?」
「今のところ大丈夫……。」
お昼休みは普通に話してるのに、教室の中では初めて話しかけられて緊張した。


