授業が終わり先生が教室から出て行くと、それぞれが保護者と話し始めた。
この人のお母さんこんな顔してんだーとか、似た者親子だーとか思いながら周りを見ていると面白い。
「やっほー美月さん!」
「授業聞かないでスマホばっかりいじって何してんのよ。」
「あはは、寝てるよりマシっしょ?」
「まー確かにね。」
『美月さん』って呼んでるって事は相浦君の保護者じゃないのかな?
それにしても近くで見ても綺麗な人だ。
美月さんと呼ばれた女性は桐生君の傍に立つと、手に持っているスマホを振り下ろした。
「いってーな!!! って、は!? 何してんだよ!?」
「それはこっちの台詞なんだけど? 保護者が見に来てる時くらい頑張って起きてられないわけ? そもそも教科書とノートすら出してないってどういう事よ。」
「あ……そーいや今日授業参観じゃん。 忘れてた。」
桐生君の保護者?
お姉さんとお母さんどっちだろ……気になるけど聞けない。
この人のお母さんこんな顔してんだーとか、似た者親子だーとか思いながら周りを見ていると面白い。
「やっほー美月さん!」
「授業聞かないでスマホばっかりいじって何してんのよ。」
「あはは、寝てるよりマシっしょ?」
「まー確かにね。」
『美月さん』って呼んでるって事は相浦君の保護者じゃないのかな?
それにしても近くで見ても綺麗な人だ。
美月さんと呼ばれた女性は桐生君の傍に立つと、手に持っているスマホを振り下ろした。
「いってーな!!! って、は!? 何してんだよ!?」
「それはこっちの台詞なんだけど? 保護者が見に来てる時くらい頑張って起きてられないわけ? そもそも教科書とノートすら出してないってどういう事よ。」
「あ……そーいや今日授業参観じゃん。 忘れてた。」
桐生君の保護者?
お姉さんとお母さんどっちだろ……気になるけど聞けない。


