春瀬くんがすごく男の子に見える。 今まで友達だったけど、今じゃもう私の好きな人。 春瀬くんの一言一言が大事で、ドキドキする。 春瀬くんはゆっくり話し始めた。 「勘違いしてる時、どう思ってた?」 「…ひどい、って。なんで、って思った」 「それってさ…」 「にいちゃーん!!なにしてんのーー!!!」 純くんはそう叫びながら走ってもち子と向かってきた。