LUCK LIFE ~運命の絆~

祈る神もいない。

走馬灯みたいなのが一瞬駆け巡ったが、良い思い出が無くて考えるのをやめた。

僕は部屋に辿り着き、一つの写真たてを握り締め、終わりを待った。

最後の一瞬というのは、本当に長く感じた。

これが某アニメの尺稼ぎだったら、イライラを感じるが、

もうそんな喜怒哀楽も無かった。

ただ一心に、写真に写っていた「好きな子」を眺めていた。

……結局、何も……言えなかったな。




そして僕は、

そっと目を閉じた。