漆黒のオオカミと白銀のうさぎ



蓮side-


「れ、蓮…くん」


恥ずかしそうに小さな声で俺の名前をつぶやいた美羽はほんとに可愛くて…食っちまいてぇくらい。

どうしても俺のものにしてぇ…いや、してみせる


「蓮だけでいいのに」


俺がそう言うと真っ赤な顔がさらに赤くなりうる目になり出した


「そ、そんなで、できません」


これはちょっといじめすぎたか


「仕方ねぇ、今の所はいいとしてやる」


そう言うとあからさまにほっとしているのがわかる

こいつ、分かりやすすぎ…てゆうかそれさえも可愛すぎて


「美羽…お前俺の女になれ」


思わずでた言葉に俺自身がびっくりした
今まで女なんてどうでもいいと思っていたはずなのに…