蓮side-


「お世辞じゃねぇよ、お前ちっさいし、軽いし」


ほんとに抱き上げたときはその軽さにびっくりしたもんだ


そう、俺が助けてやったすぐあとに急に女が倒れた
仕方なく俺はそいつを抱き上げ保健室に連れて行こうとした
そして俺は抱き上げる瞬間しっかりとその女の顔をみた


「ったく、めんどくせぇ…な⁈」


なんだこいつ…可愛い。

背はちいせぇし、軽いし、髪は珍しい色だし、おまけに顔は激かわ


「おいおい、こんなの反則級だろ…」


これが俺とこいつの出会いだった。

そして恋のはじまりでもあった。