漆黒のオオカミと白銀のうさぎ



俺がそう言ったあと美羽をみると
また大きな瞳をうるうるさせ上目遣いでこっちをみていた


「ど、どうしたんだ⁇」


「ふぇ⁇あっ、すみません…蓮くん寂しいですよね、だって私だったら寂しいです‼︎だからなんだか悲しくなっ⁈」


俺は思わず美羽を抱きしめていた

あーほんとになんで美羽はこんなに可愛いんだろうか。
俺のことを思って泣きそうになって…何もかもが愛おしい


「蓮くん大丈夫ですよ」


そう言いながらぎゅっと抱き返してくる美羽はまるで無防備。

てゆうか、大丈夫って俺は子供かよ…

こんな状況他の男だったらとっくに食っちまってるけど俺も…