美羽side-
「あぁ、じゃあまた明日8時に迎えにいくから。それとこれ俺のLINEと携番」
そう言って私にメモを渡して蓮くんは帰ってしまったのです
そして朝またもや迎えにきていただき、こうしてクラスまで送ってもらったというわけなのです
「美羽ぅぅぅぅ‼︎」
「きゃっ」
私の名前を叫んで抱きついてきたのは親友の木下 葵 (きのした あおい)ちゃん
「美羽‼︎彼氏ができたのにどうして1番にあたしに話してくれないのよ」
そう言ってがっくりとした葵ちゃん
「ご、ごめんね葵ちゃん
ちょっと昨日色々あって…それに葵ちゃんにはちゃんと話したくて
えっと…その、私の話聞いてくれる⁇」
「聞くに決まってるでしょ‼︎当たり前‼︎
そうと決まればサボりね」
そう言いながら私の手を掴み勢い良く走り出した葵ちゃん
「え⁈ちょっと、葵ちゃん⁈」
私はそんな葵ちゃんについて行くのが必死だった
そして中庭に連れて行かれそこで質問攻めにあい、全てを葵ちゃんに話した

