漆黒のオオカミと白銀のうさぎ



「あ、あの!蓮先輩!」


「あ?なんだ?てゆうか今まで通りの呼び名でいいから、先輩とかつけなくていい、それと敬語もいらねぇ」


「あ…えっと、す、すみま…ぁ、ごめ、んです」


「で、なに言おうとしたんだ」


「私のお家そこです」


美羽が指差した先には赤い屋根の一軒家があった

ここが美羽の家か…俺の家と割と近いな
とりあえず明日の朝も迎えにいくか
それと一応連絡先も教えておこう