《菊池?》 「あ、いや、何もない。」 《そうか。それなら良かった。》 「それじゃあ…失礼します。」 スピーカーから今、何か聴こえた。 「待って」って言ってたかも。 半強制的に切ってしまった私はだんだん赤くなってきた頬を両手で覆った。 最近、自分がおかしい。 通話が終了した画面を見つめたまま、ベットに倒れた。 「頭、冷やそ…」 そして私は二度寝なのかお昼寝なのか。よくわからないまま再び眠りについた。