「桜さん今日も美しいですね」
「あ、ありがとう」
 今日から私たちは高2年になります。なので私達はクラス替えの紙を見に行きました。
「桜さんと同じクラスですよ!1年間よろしくお願いします。」
「本当ですね。夏樹と亜紀ちゃんクラス別れてしまいましたね。」
 結果だとあの男と私は同じクラスで夏樹と亜紀ちゃんが同じクラスです。そういえばあの男の名前は高坂健介だそうです。あれから私には何が何だかわからなかったがあの人はいきなり…、

『さっきはすいませんでした。でも桜さんの事が好きなのは変わらないので友達になってください。』

 あの人は何故か反省していて私を守ると言ってくれるので私はそれなら良いと思い友達として接しています。
「じゃあ、またお昼ね」
「ああ、じゃあな。健介、桜をちゃんと守れよ!」
「当たり前だろ!」
 キーンコーンカーンコーン
 私達は始まるチャイムを聴いて教室へ向かいました。
「じゃあ、先生は皆のこと初めての生徒もいるから順番ずつ自己紹介をお願い」
 先生はそう言って皆、出席番号順に自己紹介をしていた。そして…、
「じゃあ次、海原」
「あっ、はい。えっと…、海原桜です。人見知りなので皆さんこんな私ですがよろしくお願いします。」
 パチパチパチ…。
「海海原さん自信なさすぎ。これからよろしくね」
 皆はとても優しくて私は少し安心しました。
「えっと、じゃあ…次、五十嵐」
 私は聞いたことのない名前だと思いその人の方へ向くと私は驚きました。
「五十嵐龍です。宜しく」
「きゃあーーー、五十嵐君よ!格好良い」
 女子たちは凄い悲鳴をあげていました。でも、それは私もわかるかもしれない。だって…、
「凄く格好良いんだもん」
 五十嵐君は凄く女子からモテモテで運動神経も勉強も抜群。まるで夏樹に似てる?

「桜さん夏樹達のクラスに行きましょう」
「あっ、うん。もうお昼か…。」
 私達はお昼の時間になり夏樹達のクラスへ向かった。すると…、
「海原さんちょっと良いですか?」
「はい?」
 声をかけてきたのはあの五十嵐君だった。私は一瞬ドキッとしましたが私はあることに気づきました!
「そういえば私先生に呼ばれてたんだった。」
「えつ、そうなの!?」
「高坂君、ごめんね!すぐ戻るから」
「じゃあ、俺も一緒に行くよ。桜さんだけじゃ心配だよ!」
 高坂は私を心配しながら私に言った。でも…、
「僕が一緒に行きます。」
「え?でも…、」
「大丈夫ですよ。さあ、行きましょう」
 五十嵐は私の腕を掴み職員室の方へと向かった。繋がれている手の感触、体温。

「失礼しました。」
 私は先生の話を終え職員室を出ました。五十嵐はその近くにいて私を待っていました。
「ありがとうございます。わざわざ一緒に来ていただいて…」
「平気だよ。じゃあ戻ろっか」
「はい。」
 私達は話しながら教室へ向かいました。
「え?五十嵐君って校長先生の息子なの!?」
「うん。正直、親父の学校には行きたくなかったんだけど一応家からにも近いしほかの学校だと電車で1時間かかってね」
 五十嵐君は家のことを私に話してくれました。お母さんは花の先生とか妹がいるとかいろいろ…。
「ねぇ、そういえば海原さんって彼氏いるの?」
「え?」
 五十嵐君がいきなり変な質問をしてきた。
「えっと…、いないですよ。」
「そうなんだ…。だったら言って良いかな?」
 五十嵐君は足を止めて私に問いかけた。
「あの…、五十嵐君?」
「僕ね、君のこと好き」
「え…?」
 私は聞き間違いしたのだろうか?五十嵐君が突然変なことを…。
「えっと…、その…、」
「僕は君を見たときから気になっていたんだ。だから…」
 まさか、五十嵐が私のこと好きだったんなんて…。でも、凄く嬉しい。
「あっ、返事はまだ良いんだ。少し考えて欲しい…、じゃあ」
「あ、あの…」
 私は五十嵐君を始めてみたときは凄く格好良いとおもった。その人から告白してくるなんて…、
「よ、宜しくお願いします!」
「え?いいの?」
「はい。」
「こ、こちらこそ…、宜しく」