三回目のデート



「……ところで兄……」

「……ん?」

「お訊きしたいことがあります……よろしいでしょうか」

「……は?あぁ……どうぞ」


 せっかくホンワカしていたのに……
 なんか急にいつもの空気に戻されたな。

 南琉から離れて顔を覗き込んだ。あ、表情も戻ってるし。

 南琉はスッと綺麗に正座をし直して、俺の方に体を向けた。


「……明日は、久しぶりに映見さんとお会いになるようですが……何か特別な日なのですか?」

「え?……いや、ただちょうど良く日が空いたから、それで」

「……そうですか……」


 ……なんだよ。その若干つまらなそうな態度は。