「おじいさんや、若いっていいですねぇ~」 「ばあさんや、どうね。わし達も久しぶりにするかね?」 「いやですよぉ~、おじいさんったら~」 おじいちゃんとおばあちゃんは、ほっほっほっと笑い合った。 もう……崇ぃ~! けど……私も私だよね。 キスしたい理由は違っても、したいというタイミングは一緒だった。 まるで、気持ちが通じ合ったみたいに…… あ。どうしよ。 今度はニヤけてきちゃった。