三回目のデート



 えっ!?まさか、ケンカ!?

 私も周りもハラハラとした。

 先輩は、春樹君に向かって……ニッコリと微笑んだ。

 あれ?ケンカ……じゃ、なさそう?


「……映見をフッてくれてありがとう。おかげで映見は今、俺の彼女になってくれたよ。
 どう?久しぶりの映見は。可愛いだろ?フッたこと、後悔してるんじゃないの?だとしても……もう無理だから。

 俺が……絶っっ対に渡さないし」

「……先……輩……」


 私だけでなく、女のコ達も、先輩のセリフにポーッとしていた。

 どうしよ……ステキ過ぎる。


「はぁ~、スッキリしたぁ。じゃあそんなわけで、俺達デートの途中だから。みなさん、さようなら~♪映見、行こう」

「はっ、はい」


 先輩が私の手を引いて歩こうとしたら、さっきの小学生達が先輩のところに駆け寄ってきた。