三回目のデート



 ……春樹君。私の彼氏が、ホントに目の前に現れるとは思わなかったから、相当驚いてる。目が見開きっぱなし。


「きゃあ~!いいなぁ~超イケメン~!!マジうらやましいんだけど~♪」


 春樹君の腕に絡んでいた女のコは、先輩にコロッと気持ちが転がった。


「ハハッ、なーんだ。春樹と全然違うじゃん!」


 先輩と比べられた春樹君は、かなりバツの悪そうな顔をした。


「映見……ところで、この春樹君ってもしかして……」

「そうです。前に話した、初恋の春樹君です」

「……あぁ、やっぱりそうか……このコがねぇ~」


 先輩、覚えてたんだ。