三回目のデート



「私の今の好きな人は、当て付けのために人の気持ちをもて遊んだり、踏みにじったりしないっ!
 すごくモテるのに、それをひけらかしたりしない!
 思いやりがあって、見た目はすごく爽やかなのに、変にカッコつけようとしなくて、いつも自然体でっ……
 中身はオッサンみたいなところもあるけど……あ。
 と、とにかく!春樹君とは全っ然違う人だからっ!一緒にしないでっ!」


 頭がカッカしすぎて、途中余計なことを言っちゃった。

 冗談でも、私の今の好きな人が……後藤先輩が、春樹君みたいな人だなんて、絶対に思ってほしくない。

 それでも春樹君は、聞き終わると「はっ」と鼻で笑った。