三回目のデート



「っの……ガキどもがぁ~っ!!」

「っ!!」


 せ、先輩っ……さっきより恐いっ!

 思わず後ずさりをした。

 小学生達も、笑うのをピタリと止めた。

 周りを恐怖におとしいれた先輩は、足元にあったサッカーボールを思いっきりガッと踏んづけた。


「あー!何すんだよ!ボール返せっ!」

「いやだね。俺からボールを奪うことが出来たら返してやる」

「ふざけんなよ!大人のクセに、そういうことしていいのかよ!」

「残念でしたー。俺はまだ大人じゃねぇの。18才の未成年なんだよっ!
 それになぁ、俺らの邪魔をしたんだ!ただでボールを返してもらえると思ったら大間違いだっつーの!」


 先輩……さっきとは違って、小学生と同じレベルになって言い返してる。