「っの……ガキどもがぁ~っ!!」
「っ!!」
せ、先輩っ……さっきより恐いっ!
思わず後ずさりをした。
小学生達も、笑うのをピタリと止めた。
周りを恐怖におとしいれた先輩は、足元にあったサッカーボールを思いっきりガッと踏んづけた。
「あー!何すんだよ!ボール返せっ!」
「いやだね。俺からボールを奪うことが出来たら返してやる」
「ふざけんなよ!大人のクセに、そういうことしていいのかよ!」
「残念でしたー。俺はまだ大人じゃねぇの。18才の未成年なんだよっ!
それになぁ、俺らの邪魔をしたんだ!ただでボールを返してもらえると思ったら大間違いだっつーの!」
先輩……さっきとは違って、小学生と同じレベルになって言い返してる。


