三回目のデート



 そんな先輩が、私の肩に捕まりながらスッと立ち上がった。


 わっ。先輩……明らかに怒ってる~。

 私も、小学生達も、少しビクつく。


「……おい、お前らっ!ここでサッカーするんだったら、周りに気を配らなきゃダメだろうが!
 当たったのが俺で良かったけど、広場には小さい子もいるんだから!お前らだけじゃないんだぞ!わかったか!」


(……先輩……)


 怒ってるけど、ただ頭ごなしに怒ってない。どうして危ないのかを、ちゃんとこの子達に教えてる。

 さすが、サッカー部の副キャプテンをしていただけある。


 先輩に怒られた小学生達は「……はーい」と、しょんぼりしながら返事をした。

 今のお説教が効いたのかな。みんな、反省の色を見せてる。

 小学生にも、ちゃんとビシッと言えるなんて、先輩……カッコいい。

 私、惚れ直しちゃいました。