「え!?どっ、どうしたんですか!?」
目を閉じてる間に一体何が起きたの!?
状況が飲み込めなくてオロオロとした。
「あっ……頭にボールがっ……」
「ボール?……あ」
地面を見ると、サッカーボールが私の足元に転がっていた。
「これが当たったんだ……先輩、大丈夫ですか?」
立ち上がって、先輩の頭を確認した。
「うん、なんとか。サッカーをしてても、ボールが当たってくるのはよくあることだけど……まさかこんなところで、こんな時に……油断したぁ……」
先輩がまだ痛そうにしていると、「すみませーん!!」と、複数の声が。
広場でサッカーをしていた小学生達が、こっちに駆け寄ってきた。
あー、あの子達かぁー。ボールをぶつけたの。
人数は六人。みんな花ちゃんと同じぐらい。先輩を心配そうに伺ってる。


