三回目のデート



「え!?どっ、どうしたんですか!?」


 目を閉じてる間に一体何が起きたの!?

 状況が飲み込めなくてオロオロとした。


「あっ……頭にボールがっ……」

「ボール?……あ」


 地面を見ると、サッカーボールが私の足元に転がっていた。


「これが当たったんだ……先輩、大丈夫ですか?」


 立ち上がって、先輩の頭を確認した。


「うん、なんとか。サッカーをしてても、ボールが当たってくるのはよくあることだけど……まさかこんなところで、こんな時に……油断したぁ……」


 先輩がまだ痛そうにしていると、「すみませーん!!」と、複数の声が。


 広場でサッカーをしていた小学生達が、こっちに駆け寄ってきた。

 あー、あの子達かぁー。ボールをぶつけたの。

 人数は六人。みんな花ちゃんと同じぐらい。先輩を心配そうに伺ってる。