「い、いつですか!?全然、覚えがないんですけどっ……」
「ほら、文化祭で映見の絵を見てた時、花ちゃんが来たじゃん」
花ちゃん。私の近所の女の子。
「……あぁ、はい」
「その時に映見が、『カッコイイ人を見ると、すぐ王子様扱いするんだからー』って♪」
「え……えぇ!?」
「いやー、聞いた時はもう嬉しくてさー。
『須藤さん……俺のこと、カッコいいって思ってくれてるんだー』と思ったら……ニヤけそうになっちゃったよー」
「…………はっ!」
(花ちゃんったら。カッコイイ人を見ると、すぐに王子様扱いするんだからー)
……ホントだ。私……言った……
カシャン!
「あーっ!」
「わーい、やったー!やっと二点目♪」
あー、油断しちゃったー……


