三回目のデート



「い、いつですか!?全然、覚えがないんですけどっ……」

「ほら、文化祭で映見の絵を見てた時、花ちゃんが来たじゃん」


 花ちゃん。私の近所の女の子。


「……あぁ、はい」

「その時に映見が、『カッコイイ人を見ると、すぐ王子様扱いするんだからー』って♪」

「え……えぇ!?」

「いやー、聞いた時はもう嬉しくてさー。
『須藤さん……俺のこと、カッコいいって思ってくれてるんだー』と思ったら……ニヤけそうになっちゃったよー」

「…………はっ!」


(花ちゃんったら。カッコイイ人を見ると、すぐに王子様扱いするんだからー)


 ……ホントだ。私……言った……


 カシャン!


「あーっ!」

「わーい、やったー!やっと二点目♪」


 あー、油断しちゃったー……