「こんな時に言いづらいんだけど……実は、逆ナンされ続けてさ……」 「ぎゃ……逆ナン!?」 あ、やっぱり驚いた。 「断ってるのに次から次へと来るから、ブチッとキレて、つい……」 引いたかなと心配しつつ、正直に話した。 「それで……あぁ言って、怒鳴ったんですね……」 (大事な彼女と!!!! これから…… デートだっつーのぉーーーーっ!!!!) 「……です」 うわぁー、かなり恥ずかしいー! 冷静になって振り返ると…… 何とかの中心で愛を叫んでるみたいだ。