あと少し

あと1ヶ月

できるだけ一緒にいたかった
けれど仕事が忙しく
中々出かけたり傍にいることができなかった


家につきリビングにはいれば
僕の帰りを待ちくたびれて
ソファで寝ている彼女がいる


そんな日々が続いても彼女は
文句ひとつ言わず
笑顔でいつも見送ってくれる


『今日は何時頃帰ってこれる?』


「んー、どうかな
日付けが変わる前には帰ってくるよ」


『わかった
いってらっしゃい』


「いってきます」