「あはははっ」

そんな感じで私たちはいつもふざけ合っていた

宿泊棟の床を這っていた凛子が急に仰向けになった


「ここで寝るのー?」


「やっぱり苗子だわ」


凛子がぼそっと呟いた


やっぱり苗子ってどうゆう事?


「なにが?」


「この前優里奈にね」


優里奈は中学に入ってできた二人の友達

少しきつい性格だけどテンションが合う